小泉智貴トモ コイズミの経歴(プロフィール)結婚や彼氏は?【情熱大陸】

人物

世界で活躍する日本人ファッションデザイナーの一人。
小泉智貴(こいずみともたか)さん。


ファッション界は常に変化しており、新しい才能が次々に生まれてくる競争の激しい世界です。

その中でもトップアーティスト達から支持され続けている日本人ファッションデザイナーの小泉智貴さんについて調べてみました。

小泉智貴(こいずみともたか)さんプロフィール

小泉智貴(こいずみともたか)
1988年生まれ
出身地:千葉県
学歴:千葉大学教育学部美術科

趣味:読書と油絵

幼少期のころ

子どもの頃からきれいな色にひかれていたと言う小泉さん。
幼稚園では金銀、グラデーションの折り紙を持ち歩いては眺めていたそうです。

小泉さんのお母さんは伯母が営む葬儀社で働いていました。
その関係で葬儀の空間は小泉さんにとっては身近なものだったようです。

デザインにも影響を与えているようで、均整のとれた祭壇や大きな花輪などは、色彩感覚や左右対称のデザインの源流になったそうです。

グラデーションの折り紙
グラデーションの折り紙って言われてみるとあったなぁと思い出しました。
淡い色みから鮮やかな色みまで反映されてて綺麗ですよね。

思春期

14歳の時、雑誌で見たジョン・ガリアーノがデザインしたクリスチャン・ディオールのオートクチュールに衝撃を受けたそうです。

大きなフリルのスカートなど、フラメンコやサルサに着想を得たジョン・ガリアーノの03年秋冬作品を見た小泉さんは
「これが本当のファッションなんだ。作ってみたい」
と思ったそうです。

そして、その年のクリスマスにミシンを買ってもらい、見よう見まねで服作りを始めました。

高校在学時にはコスチュームデザイナーのアシスタントも経験してます。

十代の男の子が実際にミシンを手に入れ服作りをするというのは、珍しいですね。
特にデザインやアートの仕事をされてる両親ではないにも関わらず、ファッションに興味をもったという時点で、他の人とは違う何かをもってるんだろうなと思いました。

2011年、千葉大学在学中、作成した服がストリートスナップに採用されたり、セレクトショップオーナーの目にとまったことをきっかけに、自身のブランド「トモ コイズミ」をスタートさせました。

トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)代表作

コスチュームやウェデイングドレスのコレクションを主に展開。
鮮やかな色遣いと大胆なシルエットが特徴的です。

富永愛モデルデビュー15周年記念写真集「SUPER Ai Tominaga」

2012年、富永愛の15周年記念の写真集「SUPER Ai Tominaga」では着用するコスチュームを担当しました。

現在のフリルを使用した服とはイメージが違いますね。
冨永愛さんの素晴らしいスーパーモデル体型を引き立たせるカッコイイ服です。

レディー・ガガ(Lady GaGa)来日

2016年、レディー・ガガが来日した時、トモ コイズミを着用しました。

2016年の初めにヌードカラーがベースで作ったシリーズを
何着かガガさんサイドに預けていたそうです。

世界的な著名人が着用したのはこの時が初めて
ここからトモ コイズミは世界的に注目が集まるようになります。


このときのドレスは今でも小泉智貴さんの実家に置いてあるそうです。

マークジェイコブスら支援で初ファッションショー

2019年、マークジェイコブスらの支援があり、トモコイズミ初となるファッションショーをニューヨークで開催しました。

2019-2020年秋冬コレクションでは28体のドレスを公開しました。

マークジェイコブス(Marc Jacobs)
1963年ニューヨーク出身のファッションデザイナーです。
自身のブランド「マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)」の創設者。
デザインは、クラシックでありながらエッジの効いた、独創的でユニークなものが多く、世界中のセレブリティやファッション愛好家から支持を受けています。
また、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のクリエイティブディレクターとしても知られてます。

東京オリンピックでMISIAが「トモ コイズミ」のドレスを着用し国歌独唱

2021年、東京オリンピックの開会式が国立競技場で行われました。
国歌独唱はMISIA

トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)のドレスを着用して登場しました。

MISIAの衣装ができるまで

人々に希望を与える平和の祭典ということで「ピュアなものを作りたい」という気持ちがあったそうです。

ドレスのベースは純度の高いものを目指し、白としたそうですよ。

メインカラーが360度ぐるっと一周するようなデザインで、実際に使用した色数は30色。
普段は12、3色で制作してるところを、過去最多の30色を使ってるそう。

多面的に輝く光のプリズムがテーマになってます。

ドルチェ&ガッバーナから支援で2023-24年の秋冬ミラノコレクションを発表

ドルチェ&ガッバーナは、これまで若手ブランドへ支援を行ってきました。

その第3弾のブランドとしてトモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)が選ばれました。

コレクションのテーマは「花束をお忘れなく」

ドレスには花柄や花のディテールがあしらわれています。

ドルチェ&ガッバーナから提供してもらった柄の入ったテキスタイルをカットしてデザインしたラッフルドレスやキャミソールなども披露したそう。

ドルチェ&ガッバーナへリスペクトを込めたそうです。

ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)
イタリアのファッションブランド。
1985年、デザイナーのドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナによって設立。
伝統的なイタリアのエレガンスとモダンなスタイルを融合させ、豪華で魅力的なデザインが特徴です。

トモ コイズミの商品はどこで購入できるか

調べたところ、2022年に楽天が運営するファッション通販サイト「Rakuten Fashion」で取り扱いがスタートしたようなのですが、現在「Rakuten Fashion」を閲覧するとトモ コイズミの商品はでてきませんでした。

現時点では、一般の方が購入するのは困難であると言えます。

結婚や彼氏は?

結婚についての情報が一切でてこなく、最近の小泉智貴さんの写真や動画を見る限り結婚指輪をされてないため未婚であると言えそうです。

小泉智貴さんは自分が「ゲイ」であることをオープンにされてます。

また、自身のセクシュアリティが作品に深く関わってるそうで、「ただ美しいだけではなく、楽しさやユーモアがあって、誇張された表現は、自身のセクシュアリティと密接なところから生まれている」と話してます。

まとめ

世界の第一線で活躍する日本人ファッションデザイナーの小泉智貴さん。
性的マイノリティであることを隠さず自分に嘘をつかない。
そのオープンな姿勢が自身が作り上げる純粋で可愛らしい作品に表れているのではないでしょうか。
今後の活躍も期待してます!

コメント