「千と千尋の神隠し」のポスターや、米津玄師の舞台を担当するなど今をときめくフラワークリエイターの篠崎恵美さんが情熱大陸に登場します。
いま注目の篠崎さんの経歴(プロフィール)や作品(アートワーク)、篠崎さんが運営する店(ショップ)についても調べてみました。
アートワークス(作品/仕事)
京都・祇園のお茶屋で紙の花を活ける
200年以上の歴史を持つお茶屋「富美代(とみよ)」の床の間に紙の花のアート作品を展示されてます。
京都・祇園の茶屋「富美代」が登録有形文化財に 伝統的な外観の中に近代らしさ https://t.co/7VvC6xdSEr
— 京都新聞 (@kyoto_np) March 17, 2023
造花とは違い紙の花は細かな花びらの一枚一枚の表現や角度の違いもでます。
紙という材質が和室に合っていていいですね!
地元那須塩原の図書館で6,000本の生花を飾った作品
23年最後には那須塩原市図書館「みるる」では、6,000本の生花を吊るした「Now/Then,Presentいまとそれから。プレゼント」というインスタレーション作品を展示されました。
12月24日(日)よる11:00~
— 情熱大陸 (@jounetsu) December 17, 2023
MBS/TBS系 #情熱大陸 #フラワークリエイター#篠崎恵美
「世界を花で満たしたい」
一本も無駄にしない慈しみの創作 pic.twitter.com/mEOyIaPZvi
展示期間中は生花の変化を感じ、展示終了後にはドライフラワーになった作品を来場者にプレゼントすることで完成するという作品。
面白いですね!
篠崎さんのロスフラワー(廃棄される花を無くす)精神に基づいてるそうですよ。
花をもらった来場者は1000人ほど。
帰ったら奥さんにあげようとしてる人がいたり、その場でもらった花のスケッチを始める子供もいました。生花からドライフラワーになった後も人の生活に溶け込んで、篠崎さんが目指す廃棄されない花になっていってますね。
「千と千尋の神隠し」の舞台ポスター
2022年の舞台「千と千尋の神隠し」では花のセットを担当されてます。
ねぇ、ゼロアリーナにあるこれ、明らかに
— 限界吐瀉崩れ (@be_happy_Minori) June 27, 2022
舞台『千と千尋の神隠し』のポスターじゃ…
#アイドリッシュセブン
#アイナナ pic.twitter.com/LsTtcluOAo
橋本環奈さんと上白石萌音さんのW主演で話題になりまたね。
ポスターの背後の花は印象的でした!篠崎さんが手がけてたんですね。
このピンクの花々を覚えてる人は多いのではないでしょうか。
この印象的な花の背景が物語性を強めてる気さえしてきます!
米津玄師の紅白歌合戦
2018年のしめくくり。紅白歌合戦では米津玄師さんの徳島会場で傘のオブジェを作成。
紅白の傘のオブジェ✨
— りえこ (@RIEKO4026) January 4, 2019
篠崎恵美さんのインスタhttps://t.co/JLzBp8Xucc
【大塚国際美術館(徳島県)】
— 旅に出よう (@6Twe9s1Z9CuUxSY) June 3, 2020
鳴門市にあり、世界の名画を陶板に複製し展示する珍しい美術館です。2018年のNHK紅白歌合戦で歌手の米津玄師さんがここから中継出演したことでも話題になりました。
1,000を超える名画が一度に見られ、本物と違い触れたり撮影できる点も人気です。
◆尾道〜倉敷旅 pic.twitter.com/nQAl5RDSFT
この会場、綺麗ですねぇ。
どこなんでしょう??
紅白で米津玄師が歌った会場「大塚国際美術館」がすごかった!
米津玄師が歌った場所は、あのシスティーナ礼拝堂を再現した「システィーナホール」。この大塚国際美術館は、世界で唯一の「陶板名画美術館」なんです。なかでもシスティーナ礼拝堂の天井画と壁画を完全に再現したホールは圧巻です。
ちなみに、システィーナ礼拝堂はイタリアのヴァチカンにある礼拝堂で、ミケランジェロが描いた天井画があることでも有名です。
「竜とそばかすの姫」衣装デザイン
細田守監督作品「竜とそばかすの姫」では衣装デザインに参加されてます。
竜とそばかすの姫のベルの衣装
— キナリ💚 (@kinari_cream) January 2, 2023
赤いお花のドレス! pic.twitter.com/FSc4kAwnFl
主人公の分身である歌姫「ベル」のドレスは、華やかで記憶に残ってる人も多いのではないでしょうか。
細田守監督作品のなかでもとりわけ記憶に残ってるのが「おおかみこどもの雨と雪」です。
感情移入して泣いてしまったほどです。
細田監督作品は人間の心理描写が上手いんですよね。
見ていて登場人物の気持ち分かるなぁと共感することが多々あります。
ストーリー自体も面白い作品が多いので、時間があれば見ることをおすすめします。
プロフィール(経歴)
・篠崎恵美 しのざきめぐみ
・1981年生まれ
・42歳 2023年時点
・栃木県宇都宮市 出身
・文化服装学院 卒業
元々はファッションの道を目指していた篠崎さん。途中から花の世界に変更していったようです。
洋服はアイデアから制作、実際に世に出るまでに1年ほどかかるそう。
アイデアが次々に湧き出る篠崎さんの創作意欲のスパンとは合わないと感じていったようです。
ファッション関係の企画の仕事をしながら、ふらっと立ち寄った花屋の「スタッフ募集」の貼紙をみて直感でアルバイトを始めることにしたそうです。
そこから独学で草花の勉強をしていったそうですよ。
直感で自分の得意なものを選んでいた、ということですね。
さすがはアーティストの感性です。
結婚について
家族についての情報があまりでてこないのですが、2018年公式Instagramの投稿画像では左手薬指に指輪をされてることから既婚ではないかと推測できます。
篠崎さんが運営するお店
週末限定で営業するフラワーショップ「edenworks bedroom」
〒151-0062
東京都渋谷区元代々木町8-8 3F
土曜・日曜 13時~20時
ドライフラワーショップ「EW.Pharmacy」植物のコンセプトショップ「conservatory by edenworks」
〒151-0063
東京都渋谷区富ケ谷1丁目14−11
水曜~日曜 13時~20時
フラワーショップ「edenworks」で売れ残ってしまった花を、棄てずにドライフラワーにしたり、土に還したりと、植物を育てる循環をテーマにしてるそう。
篠崎さんの花を無駄にしない精神が表れていますね。
花と人を繋ぐフラワーショップ「ew.note」
〒160-0022
東京都新宿区新宿4-1-6 NEWoMan新宿2F
営業時間は、NEWoManに準ずる。
まとめ
業界では有名な篠崎恵美さんですが、一般的には知らない人が多いかと思います。この記事で皆さんが知りたい内容を満たせていたらいいなと思います。
アーティストの人たちに共通してる気がしますが、篠崎さんて非常に無邪気で子供のようなところがありましたよね。その縛られていない自由さが作品をつくる原動力や想像力につながってる気がしました。
今後の活躍にも期待できそうです!
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