冬になると日本へやってくる白鳥。
やはり実際に自分の目で見てみたいですよね。
運よく白鳥を目撃することができましたので、そのときの状況をお知らせします!
白鳥が見られる時期や時間。
猪苗代湖で白鳥を見かけたのは、24年2月14日です。
昼前頃、猪苗代湖の道路沿い(国道49号線)を車で走っているといると、発見しました。
白鳥は、基本的には10月~3月まで滞在するようです。
早朝と夕方に見かける確率が高く、日中は餌を探しに出かけてるため、あまり見られないようです。
ケロリは本当に運よく、日中に見かけることができました。
場所は「志田浜」です。
駐車スペースもありましたので、気軽に立ち寄れます。
白鳥が陸に上がっていたので近くまで寄って観察することができました。
珍しく昼間に寝ています。
本来は夜間に、天敵から襲われない水上や草かげで眠るようです。
眠るときには頭を羽に入れます。
立ったまま寝てる白鳥も見かけました。器用ですね。
磐梯山と猪苗代湖、白鳥の共演で素晴らしい眺め
この場所ならではの絶景です。
運よく晴れて天気もよく、磐梯山も綺麗に見えました。
白鳥たちも陸に上がっていたのでそっと近づいて撮影することができました。
灰色の白鳥?
体が灰色の白鳥や頭と首だけ灰色の白鳥もいました。
これは、成長過程の白鳥で、大人になると白く変わります。
童話の「みにくいアヒルの子」でも扱われてる成長過程の様子ですね。
カモと一緒にいるのはなぜ?
白鳥といっしょにカモがたくさんいますね。
これは偶然いっしょにいるのではなく理由があるんです。
カモは危険を察知する能力が高く、身に危険を感じると素早く飛び立つそう。
白鳥は安心して休める場所や餌場を探すのにカモがいる場所を見安にしてるそうです。
カモが白鳥にくっついてきてるのかと思ってたのですが、逆で、白鳥がカモにくっついてきてるようです。
白鳥は2種類
日本にやってくる白鳥はほとんどが「オオハクチョウ」と「コハクチョウ」です。
8~9割はコハクチョウですが、日中は田んぼや小川に水草などを探しに出かけるため、昼間に見かけるのは「オオハクチョウ」が多いようですね
写真に写ってるのはオオハクチョウです。
オオハクチョウとコハクチョウの違い
分かりやすいのは「くちばし」です。
オオハクチョウは黄色い部分が多く、くちばしの面積の半分以上が黄色いのが特徴です。
くちばし全体がコハクチョウよりも細長い形をしてます。
白鳥はどこからやってきた?
シベリアから、4000kmの長旅を飛んでやってきます。
途中、北海道に立ち寄りながら行き来してるようです。
何日かけて日本に来るの?
2週間ほどかけてやってきます。
カムチャッカ半島から千島列島を経由、もしくはサハリンを経由して休みながらくるようです。
今年は暖冬のため例年より1か月早く帰行
暖冬のため、猪苗代湖で冬を過ごした約2000羽の白鳥は、いつもよりも1か月シベリアへ戻っていくのが早いそうです。
ちょっと寂しいですね。
まとめ
初めて実際に白鳥を見かけて、その姿の美しさに感動しました。
バレエの題材に取り上げられるのも分かる気がします。
冬が終わって白鳥が日本を旅立っていくと寂しいですが、あたたかくなってきて春の訪れを感じますね。
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